メールマガジンのバックナンバー

2007/08/27
NO.031
● 小選挙区時代のリーダー像 1 ;政党本位の選挙制度
● 小選挙区時代のリーダー像 2 ;派閥政治
● 小選挙区時代のリーダー像 3 ;小選挙区の意義
● 小選挙区時代のリーダー像 4 ;小泉純一郎氏
● 小選挙区時代のリーダー像 5 ;政局反射神経
※ 今週の「千日回峰行と私」はお休みさせて頂きます。
● イッコウ1000キヤンペーン参加のお願い
* 個人献金の税制上の優遇措置について
● イベントのお知らせ ;

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● 小選挙区時代のリーダー像 1 ;政党本位の選挙制度
私が政治の世界に入ってから15年が経った。この間、日本の政治はたいへんな
激動を経験した。それとともに、政党指導者、リーダー像も変わったように思う。
特にこの参議院選挙はそのことを痛感させた。
今回の参議 院選挙の争点に年金問題、特に「消えた年金問題」があった。この
消えた年金問題への対応を誤ったことが安倍総理にとっては致命的であったと思う。
誰もこの「消えた年金問題」の責任が安倍総理にあるとは思っていなかったはず
だ。当然関係者の責任はさかのぼって問われなければならないことは言うまでもな
い。しかしその責任問題は現下の問題に対する答えを出してからであることは言う
までもない。その意味において、「消えた年金問題」はまさに危機管理問題であっ
た。人間誰しも過ちはおかす。そしてその過ちに対してどのように迅速に対処し、
リカバリーできるかを、きっと国民は注視していたはずである。小選挙区制度とい
う、政党本位の選挙制度であるからなおさらその政党の指導者としての資質が厳し
く問われる選挙であると言えよう。

● 小選挙区時代のリーダー像 2 ;派閥政治
かつて自由民主党は派閥の連合体であった。「三角大福中」と言われた、田中派、
福田派、大平派、中曽根派、三木派の五大派閥時代が長く続いていた。田中角栄氏
が言ったとされる「なぜ自民党には派閥が五つしかないのか。それは中選挙区の最
大定数が五だからだ」。

同じ政党から複数の候補者が立候補する制度が中選挙区制度。複数名擁立して過
半数を制しないと与党にはなれない。同じ政党から複数名が立候補する以上、所属
政党はあまり選挙の際に重要な意味をなさない。それよりもいかに自民党の支持者
を取り合うかが問題となる。実際選挙の際には政党ビラ(政党の政策をアピールす
るビラ)が選挙事務所に送付されてくるが、封も切らずに置きっぱなしになってい
ることが多かった。自民党のビラを配っても、自分の票は増えない。自分自身をP
Rしなければ当選はおぼつかないからだ。だからこそ政党の支援もさることながら、
それ以上に派閥の支援が大きな意味を持つ。こうして醸成されていったのが自民党
の派閥政治である。

● 小選挙区時代のリーダー像 3 ;小選挙区の意義
派閥政治こそが自民党の活力の源であった。自民党内で出世し派閥の長となって
総理大臣を目指すためには特殊な才能が要求される。政策通であることよりも、カ
ネ集めに長け、多くの議員の面倒を良く見るといった面ばかりが強要されるように
なった。
また実際の選挙戦も、政策論争が行われることは殆どと言ってよいほどなかった。
同じ政党から複数の候補者が立候補する中選挙区制度においては当然のことながら、
同じ政党なのだから候補者間に政策の違いがそれ程あるわけではない。選挙戦や政
治家の日常活動は、政策論争よりもサービス合戦が中心となる。

派閥が議員の数を増やすためには莫大なカネが必要となる。そのカネを無理して
調達するために、政治とカネのスキャンダルも相次いで起こることとなった。リク
ルート事件、東京佐川急便事件などを契機に、政治改革の気運が高まった。

中選挙区の派閥依存型選挙では、政策論争が起きない。政治家が政策論争を通じ
てリーダーシップを発揮できる体制をつくらなければ、激動する時代に対応するこ
とが出来ない。政党本位、政策本位の選挙・政治を行うために衆議院に導入された
のが小選挙区制度である。

● 小選挙区時代のリーダー像 4 ;小泉純一郎氏
小泉純一郎氏は、政治手法においては小選挙区制度にいち早く適合したわけだが、
政策的には派閥次元の発想にとらわれていたままであった。

小泉氏の金看板であった「道路公団民営化」「郵政民営化」はいずれも田中派・
竹下派・橋本派の牙城であった分野である。これらの旧田中派の権力の源泉であっ
た道路利権、郵政利権を解体し、清和会(森派、現町村派、小泉氏の出身派閥)の
ものとすることに全力が注がれた。財政政策にしても、福田赳夫氏譲りの財政均衡
を踏襲、国債発行枠30兆円を設定したのも福田氏の流れを汲むものである。道路
特定財源の一般財源化がわかりやすいが、揮発油税等を道路建設に使うのは田中角
栄氏が創設したアイデアである。もちろん今の時代にはそぐわなくなっており、一
般財源化自体は行うべきなのだが、暫定税率とされた上乗せ部分の税率については
廃止し、税率を下げるべきであるにもかかわらず、そうはしない。財政均衡が念頭
にあるからで、結果一般財源化といっても、財政健全化のために使用するのか、再
び道路建設をはじめとする公共事業財源とするのか、よく分からない制度になって
しまった。

● 小選挙区時代のリーダー像 5 ;政局反射神経
森、小泉、安倍と、清和会出身の首相が3代続いている。通算では7年にも及ぶ。
昭和53年に福田赳夫氏が大平正芳氏に自民党総裁選挙で破れ、首相退任になって
から、清和会は総理を出すことは無かった。20年以上もの間である。清和会の中
でも傍流であった小泉氏が、20年間の旧田中派・竹下派・橋本派主導の自民党運
営を横目でにらみながら、権力闘争に執念を燃やしていたいのは想像に難くない。

平成4年当時、宮沢内閣下での小選挙区導入に強硬に反対したのも、旧田中派中
心の自民党執行部の権限が強まることに懸念と不満をもったからに違いない。「君
子豹変す」というが、自らの主導で衆議院を解散し小選挙区制度の特徴を最大限に
活用しきるその政局感は、まさに55年体制下の自民党派閥政治において培われた
ものであり、他の政治家の及ぶところではなかった。そもそも平成17年の郵政解
散総選挙は、自民党内の権力闘争・内輪もめに端を発したものであり、それを政策
課題に据えて小泉自民党を圧勝に導いた。
「政局反射神経」は特筆に価するが、そこに本来の政策議論や国民のための政治
という考え方は見当たらないのも特徴である。

● イッコウ1000キヤンペーン参加のお願い
* 皆様にお願い *
中塚一宏さんは一昨年の総選挙において神奈川12区(藤沢、寒川)を選挙区とする
衆議院議員選挙で残念ながら惜敗し、現在次回の当選を目指し日夜懸命に政治活動を
行っています。 つきましては、私たちの出したい人である中塚さんの政治活動が更
にスムーズに運ぶよう @しがらみのない A幅広く B無理しない程度 に浄財を
集め私達が日本国の無償の株主になったつもりで彼に理想的な政治家になってもらう
のもわれわれの大きな役目かと思います。
本キヤンペーンはすでに展開中でありますが、今回当メルマガの開設を機に全国的
に広くご協賛を得るためにご提案を申し上げる次第です。
内容は、一口\10,000X1、000名運動です。
中塚一宏 イッコウ1000キヤンペーン事務局 より
=== 献金受付口座のご案内 ===
@横浜銀行 藤沢支店(611) 普通預金 1467478
A郵便貯金総合口座 10200-28578801
何れも名義は、民主党神奈川県第12区総支部(個人献金/団体献金) です。
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キヤンペーンに賛同下さる方は、申し訳ありませんが振込みの旨及び住所・氏名を
下記メールアドレスまでご一報下されば幸いです。領収書を送付させて頂きます。
shonan@nakatsuka-net.com イッコウ1000キヤンペーン事務局 まで。
* 個人献金の税制上の優遇措置について ; 下記の何れか有利な方を選択する事
が出来ます。
@ (該当年度の寄付金の合計額-5千円)X30%
=政党等寄付金特別控除額(税額控除)
A 次の何れかの低い方の金額-5千円=寄付金控除額
イ その年に支出した特定寄付金の合計額
ロ その年の総所得金額等の30%相当額
** 詳しくは、最寄の税務署又は税理士にお尋ね下さい。 **
○ 2007年7月度キヤンペーン賛同者のご芳名(敬称略)

● イベントのお知らせ